百病皆生於気:百病は皆気より生ず

「百病」とは様々な疾病のことをいい、「気」とは物質的エネルギーと、臓腑、器官、組織、経脈などの機能そのものをいいます。

疾病の原因は、異常な気候変化、心身のストレス、過労、不規則な生活、食餌の不摂生、性生活の乱れ、加齢などによる、生命活動に必要な物質的エネルギーの消耗や不足、停滞あるいは人体を構成する臓腑や器官などの生理機能の低下や異常亢進です。

気は全ての物質の大元であり、消化、代謝、血行、免疫、精神活動そのものでもあるため、気の失調は様々な病気へと発展してゆきます。特に精神的なストレスの影響は大きく、精神症状に留まらず、全身の機能失調を引き起こし、病状の悪化、大病の原因、回復の妨げになることもあります。

極度のストレスに当たると一瞬で消化性潰瘍ができたり、病気になったことでくよくよしていると更に状態が悪化したりするのも、気の機能失調によって生命活動が低下するためです。