戸枢不蟲:とぼそは蟲に喰われず

「とぼそ」とは開き戸の支えのことで、この部分は戸の開閉の際、常に動いているため、虫喰いがありません。

人体も同様で、適度の運動を習慣にしていると、気血の運行がスムーズになり、病気になりにくく、仮に病気に罹っても大方の場合短期間で治ります。

デスクワーク、読書やスマホゲームなど動かないで過ごす時間が長いと、気血の流れが緩慢になり、代謝低下や血行不良、精神の不調を来します。

長期間の運動不足は、食欲・体力・免疫力・抵抗力・気力などの低下を引き起こし、痰濁や瘀血などの病理産物の停滞を招いて、身体痛、生活習慣病、循環器疾患、脳血管障害、運動障害、認知症、うつや不眠などの精神症状の原因になることもあります。

また、運動不足の状態が続くと、ちょっと動いただけで疲労倦怠感、息切れ、動悸、筋肉痛などの症状が現れます。これは運動不足のために、筋肉量や筋力の低下、心肺機能の低下が起こるための現象です。しかし、運動によって体調不良になったと勘違いしやすく、運動を止めてしまうこともしばしば見られますが、そうなると機能低下が更に進んで、寝たきりになってしまうこともあります(T_T)

過度の運動も体を壊しますが、運動不足では日常生活にも支障が現れます。年齢に関係なく、常に適度の運動を心掛けることが心身の健康には不可欠です。