気血津液の相互関係

気血津液の間には密接な関係があり、いろいろな形で関与しあっています。 ここでは2つの物質間での関連をみていますが、実際には3つ、4つの物質が関係して生命活動が営まれています。
  1. 気と血の関係
  2. 気為血之帥:気は血の元帥である
    気は血を作り、血をめぐらせ、血脈内から漏れ出ないようにするなど、気が血を統率している
    血為気之母:血は気の母である
    血の営養作用によって臓腑が養われ、物質としての気を生じ、また臓腑器官が気能できる
    気能血行:気は血をめぐらせる
    宗気・心気・肺気などの推動作用により血が循環できる
    血載気行:血は気を載せてめぐる
    血は営気と津液からできているので、血は常に気を載せてめぐっている。また気血は血脈内を常に同行している
    気生血:気は血を生じる
    営気は血を構成する。脾気は飲食物から血を作る
    気統摂血:気は血を統べる
    気の固摂作用、脾気の統血(とうけつ)作用によって、血は血脈から漏れ出ることはない

  3. 気と津液の関係
  4. 津液
    気能行水:気は水をめぐらせる
    気が推動作用によって津液を循環させている
    津能載気:津液は気を載せている
    気と津液は血脈内を常に同行している。血は営気と津液でできている点からも同様のことがいえる
    気能生水:気は水を生じさせる
    気の気化作用によって、脾気が飲食物から津液を作る

  5. 気と精の関係
  6. 精化生気:精から気は作り出される
    厳密にいうと先天の精から元気が作り出され、元気からも先天の精に戻り、互いに転化している

  7. 血と津液の関係
  8. 津液は血の構成成分であり、津液と血は互いに転化している

  9. 血と精の関係

    精血同源:精と血のもとは同じ
    肝血と腎精は互いに転化している