【精】精の生成

精の生成には、腎、脾、肝の3つの臓腑が関係しています。

jing.png腎にたくわえられた腎精は、受精時に両親からもらい受けたもので先天の精といわれます。これに対し、脾によって飲食物から作り出すものを後天の精といいます。理論上無限に作ることのできる後天の精は、有限の先天の精を補っています。先天の精からは腎陽が作られますが、腎陽は脾陽を温煦し、脾のはたらきを促進しています。このように先天の精と後天の精は互いに協力することで生命活動を維持しています。

また同じく人体の下部にある腎と肝も協力関係にあります。肝にストックされた肝血から腎精を、反対に腎精から肝血を作り出しています。これを肝腎同源・精血同源と表現します。