髪為血之餘:髪は血の余りなり

「餘(余)」には、余りの他に延長という意味があります。中医学では、髪は血液の延長と考えられ、血液に余裕がなければ、豊かで光沢のある髪をたくわえることはできないとされています。いいかえれば、髪の乾燥、枝毛、切れ毛、薄毛、抜け毛、白髪、光沢がない、以前より髪の毛が痩せるなど、髪のトラブルは、その人の血液の状態の表れということができます。

物理的に、紫外線、ドライヤーの温風、塩素やパーマ液などの薬品で髪が傷むこともありますが、それでも血液成分のバランスがよく、絶対量が足りている人とそうでない人ではダメージや回復に差が出ます。

加齢や月経、妊娠、出産、授乳などで髪にダメージが出ることはよく知られています。どれも血液の絶対量が不足したり、貧血を引き起こす可能性があるものです。また、食餌の不摂生や不規則な生活、ストレスなども、血液の原料不足や生成不足、消耗などを引き起こし、髪のダメージに繋がります。

貧血は病院の検査ですぐ見つけることができますが、一般に絶対量の不足はスルーされがちです。しかし、顔や唇の色が悪い、めまい、立ちくらみ、頭痛、眼精疲労、ドライアイ、光が眩しい、筋肉痛になりやすい、筋肉がつりやすいあるいはしびれやすい、爪が脆い、イライラ、精神抑鬱、不眠、月経が遅れる、経量が少ない、PMSなどの症状があれば、それは血液不足のサイン。

シャンプーやトリートメントなど外からのケアも大事ですが、食餌や生活のリズムの見直しや、心身のリラックスも併せて考える必要もあります。それでも改善しない場合は、ぜひご相談下さい(*^_^*)/