肝主筋:肝は筋(きん)を主(つかさど)る

中医学では、筋膜や筋腱など筋は肝と密接な関係があると考えます。肝には蔵血作用があり、血液の貯蔵や血流量を調節をしていますが、筋はこの血液によって養われ、その運動に応じて筋に運ぶ血流量も決定されているからです。

例えば、加齢や月経、妊娠などで、筋が攣ったり、強ばったりすることがあります。健康な人でも、過度の運動などにより、痙攣を起こすことがあります。前者は肝にストックしている血液の絶対量の不足が原因で、後者は血流量の調節に問題があると考えられます。また爪は中医学では、筋餘(きんよ)といわれ、筋の余りと考えます。そのため、肝の蔵血作用に問題があると、爪を養うことができず、爪に筋が入ったり、柔らかくなったり、二枚爪になったりします。

腓返りを起こしやすい、筋肉がぴくぴく痙攣する、爪が弱くて伸ばせないなどあれば、肝のはたらき要チェックのサイン!空腹時や疲れている時、血行の悪くなる寒い時や夜、あるいはストレスで悪化するのも特徴です。 食餌や生活の改善をしても変わらない場合は、ぜひご相談下さい(`_´)ゞ